シャガ: 中国原産で、かなり古くから日本に入ってきた帰化植物。実は付けず根を延ばして繁殖し群生する。団地内では6号棟北築山、9号棟西樹林に群生が見られる。紫が混じった白い花は大きく良く目立つ。—画像をクリックすると拡大します–<もっと詳しく>
人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生する。開花期は4 – 5月ごろで、白っぽい紫のアヤメに似た花をつける。花弁に濃い紫と黄色の模様がある。根茎は短く横に這い、群落を形成する。草丈は高さは50 – 60 センチメートル程度までになり、葉はつやのある緑色、左右から扁平になっている。いわゆる単面葉であるが、この種の場合、株の根本から左右どちらかに傾いて伸びて、葉の片面だけを上に向け、その面が表面のような様子になり、二次的に裏表が生じている。
シャガは中国原産で、かなり古くに日本に入ってきた帰化植物である。三倍体のため種子が発生しない。このことから日本に存在する全てのシャガは同一の遺伝子を持ち、またその分布の広がりは人為的に行われたと考えることができる。したがって、人為的影響の少ない自然林内にはあまり自生しない。スギ植林の林下に一大自生地のような光景を見ることもしばしばだが、そうした場所は現在では人気が全くない鬱蒼とした場所であったとしても、かつては、そこに人間が住んでいたか、あるいは人の往来があって、その地にシャガを移植した場所である可能性が高い。このためシャガの自生地では、チャノキなどの人為的な植物が同じエリアに見られたり、かつての民家の痕跡と思える物などが見てとれることも多い。中国には二倍体の個体があり花色、花径などに多様な変異がある。<Wikipediaより シャガ – Wikipedia>


ショカツサイ:大仰な名前がついているがオオアラセイトウの別名で、中国の諸葛孔明が戦で陣を張ると直ぐに種を蒔いたという故事がこの花の名の由来。ハナダイコンの別名もあるが、ハナダイコンはハナダイコン属の別種である。ちなみに、ハナダイコンはアブラナ科ハナダイコン属、萼の付け根に袋があるのが特徴。


ムスカリ:地中海沿岸から西アジアにかけて広く分布する多年草の球根植物。写真は8号棟西樹林のなかで見かけた群生のもの、いずれも居住者が鉢植えのものを移植したものと思われる。<もっと詳しく>
開花期は3月初旬から4月末頃。花色は鮮やかな青紫色だが、近年、白色、コバルト色なども見られる。花弁はあまり開かない。
日本には1980年ごろから市場に出回るが、当初の品種は小さく見ごたえもあまりなかったことからさほど注目されなかった。品種改良により観賞価値の高いものが作られると人気品種となって普及し、各地の公園や庭先などでごく普通に見られるまでになった。ムスカリ属の一部は園芸植物としてよく栽培される。球根は数年くらい植えたままでも差し障りないが、できれば秋に掘り上げるとよい。病虫害もあまりなく、栽培しやすい植物である。早春を彩る花として絨毯のように多数を植え付けると効果的である。


ハルノノゲシ:3号棟南と北の陽当たりの良い草地に見つけた小さな草花。葉がケシに似ているせいでノゲシという名がついた。葉には棘があるが柔らかく触ってみ痛くはない。<もっと詳しく>
越年草(二年草)。茎は太く、高さは50 – 100センチメートル (cm) 程で軟らかく、中は空洞である。葉は羽状に粗く切れ込みが入り、葉縁には不規則に刺状の鋸歯があるが柔らかく触っても痛くない。葉色は少し白っぽい緑色で光沢はない。葉の基部は茎を抱き、その両端にある三角状の裂片は張り出して尖る。茎や葉を切ると白い乳液がでる。
花期は春から秋までの間で、暖かい地域では一年中咲いている。花は黄色の頭花で、タンポポを小さくしたような外観をしている。頭花の径は2 cmほどで、舌状花のみからなり、舌片の先端には5歯がある。総苞は内片と外片の別が明らかで、外片は内片の長さの半分以下である。総苞と花柄には腺毛が生える。
花後の果実は長さ3ミリメートル (mm) の楕円形で、縦の筋のほかに横にしわがある。果実にはクチバシはなく、一端に白色の冠毛が多数つく。 <Wikidediaより ノゲシ – Wikipedia>


ハナニラ:明治時代に鑑賞用の園芸植物として日本に入ってきた植物。葉にはニラやネギのような匂いがあるのでハナニラの名がついた。8号棟西樹林で居住者が移植したものが増えていることから繁殖力の旺盛な球根植物といえる。


フデリンドウ: 9号棟西樹林で見つけた。落ち葉に埋もれて小さな淡青色の花を付けている。蕾は筆のような形をしているのが名前の由来か。雑木林が育んできた小さな命。<もっと詳しく>
リンドウ科リンドウ属に分類される越年草の一種。高さは5~10cmくらいになる。葉は対生し、形は広卵形で全縁、質はやや厚め。 ハルリンドウにはある根生葉はない。 花期は4~5月で、漏斗状の青紫色の花を、茎の上部に1~10数個、上向きにつける。花は日があたっている時だけ開き、曇天、雨天時は、筆先の形をした蕾状態になって閉じている。<Wikipediaより フデリンドウ – Wikipedia>


オオキバナカタバミ:3号棟北の駐輪場裏の土手の陽だまりに咲いているのを見つけた。小さな花(カタバミにしては大きい方)であるが他の花に先駆けて咲くので良く目立つ。<もっと詳しく>
カタバミ科カタバミ属の多年草。原南アフリカ産で、現在では世界各地の温帯に帰化植物として定着している。葉に紫褐色の斑点が多数見られることで他のカタバミと識別が可能。春先に鮮やかな黄色の花を多数咲かせる。別名キイロハナカタバミ。地上茎はなく、地中に鱗茎を伸ばしその周囲に根がつく。株元に長径5~8mmほどの長卵形の子鱗茎を多数つけ、この子鱗茎で栄養繁殖を行って増える。葉はすべて根出し、葉柄は長さ15~20cm、その先端に幅1.5~2cmの倒心臓形の3小葉が円形につくカタバミ属特有の三出複葉を生じる(参考:片喰紋)。葉の表面に紫褐色の小斑点を不規則に生じ、この特徴によって花のない時期でも他のカタバミの仲間とは容易に識別できる。春先に葉柄よりも長い20~30cmの花茎を複数伸ばし、その先端に散形に10個ほどの花をつける。花径は3~4cm、花弁は5枚で、鮮やかな黄色を呈する。花期は3~5月頃 <Wikipediaより オオキバナカタバミ – Wikipedia>

